2010年10月26日火曜日
2010年10月25日月曜日
2010年10月20日水曜日
タイマーズの気まぐれ映画日記 第2回(追記あり)
はいどーも!呼ばれてないから飛び出ない。タイマーズでございます。
今回ご紹介する映画はこちら!
「REDLINE」でございますよ!
<とりあえずざっと感想>
いやはや、これまたトンデモないもんでございましたよ。
ま~とにかく製作期間も制作方法も凄いったりゃありゃしない。
製作期間が7年で、10万枚フル手描きって。フルデジタルが主流のご時勢にこれをやらかす所業たるや...
キチ○イですよな。(誉めてますよ?念の為)
しかし、そんな頭がアレな事になって、上がったモノの出来はすんばらしいですよ。
やっぱりどこか突き抜けてるそれがありますからね。
色んな意味でエクスプロージョンを起してて、観てるこっちは(良い意味で)呆気に取られるばかり。
端的に言えば、「アニメーション」としての喜びと言うか、原点かつ起点となる感情をはっきりと示してるって具合でしょうかね。このイラストみたいなのが、ここまでバリバリ動くのかってのを見せつられる快感ってのが確かにあります。
特に個人的には元来、小池監督の感覚(アメコミ調のバタ臭い絵を日本のアニメ技術で動かす...etc)にはかなり好感を持っていたので、今回の長編の話を聞いたときは嬉しいものでした。
基本、ショートフィルムでしかその手腕をお目にかかれなかった(スマアニメに至ってはソフト化がされていない)りしていたので、いつかあるであろう長編作品を期待していたのです。
それでやっとこさ出来上がったのを観たら、めためたのごった煮だったのでひっくり返った訳ですがw
<脚本>
シナリオと言うかストーリーに関して言えば、(サブテキストを読むと余計そう思うのだけど)よくもまあ、これだけ纏め上げたもんですねと言う感じですかね。実際、上映時間は約100分なわけですけど、これ全部詰め込もうとしたら、優に4時間は越えるくらい膨大なストーリーが裏に控えてるんですよな。
櫻井圭記さん、榎戸洋司さんと言うライターチョイスはなかなか面白かったなあ。何と言うか良い意味で石井克人さんとは別ベクトルを向いてる人たちだから、余計に良かった。
しかし、ストーリー面で難なのが、画面の情報量が多くて話が追えなくなると言う弊害が起こってしまうことだと思うんですよ。また、話自体も色々と詰め込んでるんで、そこも多いので余計に追うのが困難になってしまうんですな。あと、怪獣大戦争シーンは蛇足と言っても良いシーンだしwとは言え、このシーンは画が兎に角凄いので、それだけでもうお釣りが来ちゃうような所でもあるんですけどね。まあ、分からないとこがあればリピーターとなって補完して頂くなり、小池監督本人にお伺いをたてるしてもらうしか方法がないんですねw
<総評>
良いと思う人は本当に良いだろうけど、乗れない人はとことん乗れない作品なんでしょうな。ただ、一回乗れちゃうとあとは作品のパワーにまかせて驀進してくれるので、気持ち良いこと受けあいです!だから四の五の言わずにトリップしといた方が良いですよ!人生楽しんだモン勝ちですからね!w
P.S.今回「RED~」観て思い出したのが、自分は石井監督作品で金田パースを意識して見始めたってこと。「鮫肌男と桃尻女」のOPで金田パースを意識したアニメーションが数フレーム挿入されてて、あれをコマ送りしながら観てたことを劇中の金田さんにオマージュを捧げている数々のシーンを観て思い出したなあ。
P.P.S. 幼女ソノシーが可愛すぎて生きているのが辛いです。
(いろいろと追記)
<音楽>
トリップと言う点で、今回の音楽の使い方は非常に巧かったのではないでしょうか。
四つ打ちが気持ち良い「Yellow line」や「REDLINE」などを始めとする楽曲群と映像との組み合わせは、まさに電子ドラッグとも言えますな。脳内麻薬を分泌させるには打ってつけ。
あと、ED曲である「REDLINE DAY (feat.Rob Laufer)」がまたオシャレでうっとりさせてくれるんですな。本編でかっ飛ばした後のクールダウン機能として働いていて、最後まで気持ち良く劇場を後に出来る仕組みなっております。
「RED~」の音楽を担当されたジェイムス下地さんは元々CM音楽を主にされており、映画だと「RED~」の発起人である石井克人監督作である「PARTY 7」や「ウルトラマンゼアス」が代表作と言ったところでしょうか。CM音楽をされているだけあって本当にキャッチーな音楽を量産してくれる大変優れた作曲家さんですよ。
<声優>
やっぱり蒼井優さんは巧いですね。「鉄コン筋クリート」のときも初アフレコ作品ながら、その感じが全く出て無くて大変驚いたっけ。今回のソノシーは「鉄コン」とは全く違うキャラクターだったにも関わらず、しっかりと声優をこなしており流石です。
JP役の木村拓哉さんやフリスビー役の浅野忠信さんもしっかりと聞ける演技をしており、こちらもグッジョブでした。
あと、個人的に胸と一緒に目頭が熱くなってしまったのが、ゴリライダー役である郷里大輔さんともぐらオヤジ役の青野武さんの声を聞いた瞬間でした。このお二方の声で新作キャラが聞けたことは本当に喜ばしい。特に郷里さんに関してはもう二度とそれは叶わないわけですから。青野さんの現場復帰が待たれますね。
今回ご紹介する映画はこちら!
「REDLINE」でございますよ!
<とりあえずざっと感想>
いやはや、これまたトンデモないもんでございましたよ。
ま~とにかく製作期間も制作方法も凄いったりゃありゃしない。
製作期間が7年で、10万枚フル手描きって。フルデジタルが主流のご時勢にこれをやらかす所業たるや...
キチ○イですよな。(誉めてますよ?念の為)
しかし、そんな頭がアレな事になって、上がったモノの出来はすんばらしいですよ。
やっぱりどこか突き抜けてるそれがありますからね。
色んな意味でエクスプロージョンを起してて、観てるこっちは(良い意味で)呆気に取られるばかり。
端的に言えば、「アニメーション」としての喜びと言うか、原点かつ起点となる感情をはっきりと示してるって具合でしょうかね。このイラストみたいなのが、ここまでバリバリ動くのかってのを見せつられる快感ってのが確かにあります。
特に個人的には元来、小池監督の感覚(アメコミ調のバタ臭い絵を日本のアニメ技術で動かす...etc)にはかなり好感を持っていたので、今回の長編の話を聞いたときは嬉しいものでした。
基本、ショートフィルムでしかその手腕をお目にかかれなかった(スマアニメに至ってはソフト化がされていない)りしていたので、いつかあるであろう長編作品を期待していたのです。
それでやっとこさ出来上がったのを観たら、めためたのごった煮だったのでひっくり返った訳ですがw
<脚本>
シナリオと言うかストーリーに関して言えば、(サブテキストを読むと余計そう思うのだけど)よくもまあ、これだけ纏め上げたもんですねと言う感じですかね。実際、上映時間は約100分なわけですけど、これ全部詰め込もうとしたら、優に4時間は越えるくらい膨大なストーリーが裏に控えてるんですよな。
櫻井圭記さん、榎戸洋司さんと言うライターチョイスはなかなか面白かったなあ。何と言うか良い意味で石井克人さんとは別ベクトルを向いてる人たちだから、余計に良かった。
しかし、ストーリー面で難なのが、画面の情報量が多くて話が追えなくなると言う弊害が起こってしまうことだと思うんですよ。また、話自体も色々と詰め込んでるんで、そこも多いので余計に追うのが困難になってしまうんですな。あと、怪獣大戦争シーンは蛇足と言っても良いシーンだしwとは言え、このシーンは画が兎に角凄いので、それだけでもうお釣りが来ちゃうような所でもあるんですけどね。まあ、分からないとこがあればリピーターとなって補完して頂くなり、小池監督本人にお伺いをたてるしてもらうしか方法がないんですねw
<総評>
良いと思う人は本当に良いだろうけど、乗れない人はとことん乗れない作品なんでしょうな。ただ、一回乗れちゃうとあとは作品のパワーにまかせて驀進してくれるので、気持ち良いこと受けあいです!だから四の五の言わずにトリップしといた方が良いですよ!人生楽しんだモン勝ちですからね!w
P.S.今回「RED~」観て思い出したのが、自分は石井監督作品で金田パースを意識して見始めたってこと。「鮫肌男と桃尻女」のOPで金田パースを意識したアニメーションが数フレーム挿入されてて、あれをコマ送りしながら観てたことを劇中の金田さんにオマージュを捧げている数々のシーンを観て思い出したなあ。
P.P.S. 幼女ソノシーが可愛すぎて生きているのが辛いです。
(いろいろと追記)
<音楽>
トリップと言う点で、今回の音楽の使い方は非常に巧かったのではないでしょうか。
四つ打ちが気持ち良い「Yellow line」や「REDLINE」などを始めとする楽曲群と映像との組み合わせは、まさに電子ドラッグとも言えますな。脳内麻薬を分泌させるには打ってつけ。
あと、ED曲である「REDLINE DAY (feat.Rob Laufer)」がまたオシャレでうっとりさせてくれるんですな。本編でかっ飛ばした後のクールダウン機能として働いていて、最後まで気持ち良く劇場を後に出来る仕組みなっております。
「RED~」の音楽を担当されたジェイムス下地さんは元々CM音楽を主にされており、映画だと「RED~」の発起人である石井克人監督作である「PARTY 7」や「ウルトラマンゼアス」が代表作と言ったところでしょうか。CM音楽をされているだけあって本当にキャッチーな音楽を量産してくれる大変優れた作曲家さんですよ。
<声優>
やっぱり蒼井優さんは巧いですね。「鉄コン筋クリート」のときも初アフレコ作品ながら、その感じが全く出て無くて大変驚いたっけ。今回のソノシーは「鉄コン」とは全く違うキャラクターだったにも関わらず、しっかりと声優をこなしており流石です。
JP役の木村拓哉さんやフリスビー役の浅野忠信さんもしっかりと聞ける演技をしており、こちらもグッジョブでした。
あと、個人的に胸と一緒に目頭が熱くなってしまったのが、ゴリライダー役である郷里大輔さんともぐらオヤジ役の青野武さんの声を聞いた瞬間でした。このお二方の声で新作キャラが聞けたことは本当に喜ばしい。特に郷里さんに関してはもう二度とそれは叶わないわけですから。青野さんの現場復帰が待たれますね。
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